うんこぶろぐ。鬱病患者うんこが綴る鬱病を治すブログです。

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檻のなかの子―憎悪にとらわれた少年の物語 トリイ・ヘイデン文庫
トリイ ヘイデン (著), Torey Hayden (原著), 入江 真佐子 (翻訳)
価格: ¥940 (税込)
文庫: 638 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4151102043 ; (2005/01)


同僚に紹介されて読んで見た。

著者はもともと特殊学級(かなあ)の先生をやってた女性で、
この本が書かれた段階では、
児童専門のセラピストとしてクリニックに勤務している。
心理学者ではないし、カウンセラーでもない。
ケースワーカーでもない。
そして彼女は余り理論を信用していない。
理論をどの程度履修しているのかは、よく分からない。
彼女の場合は、経験則に基づき現場力を駆使し、
必要に応じて専門家からのスーパーバイズを受ける。

物語は一応ノンフィクションという事になっている。

何でこの本を読んだのかというと、
単純に薦められたからというのもあるのだけど、
数ページパラパラ立ち読み(所謂フォトリーディング)した段階で、
『恐怖』というキーワードが何度か脳味噌にぐっさり来たので、
『読むべき本だなぁ』と購入。
もう一冊買ったのだが、読み終えたのでコチラから。

何で紹介する気になったかというと、
この作者と訳者の構成力が大変宜しいという点と、
幾許か、
このブログでは鬱病を扱っているので、
これを類推するに足る内容だった点、
二点が根拠だ。

ネタバレありなので、
関心がある人間はこの先は注意して読んで欲しい。

8年間口を利かず、
什器でバリゲードをこしらえて、
其の中で折り畳まれた状態で過ごし、
たまに発作的に暴れては、
安定剤をぶち込まれておとなしくなる、
を繰り返す15歳の少年の話だ。

何で彼がこういう状態に陥ったのか結局分からない。
そして彼女や仲間たちが彼と影響しあう事で、
彼が変化した事は事実だけれども、
何がどうなんで変化したのかも結局のところ分からない。
少なくとも標準化されていく過程の描写はあるのだが。

事態の契機は、
それ以前の生育暦と、義父からの虐待と、
義父による姉妹への性的を含む虐待と、
義父による姉妹の殺害場面の目撃(しかも結構スプラッタ)と、
義父の充足の為にそれらの事実を徹底的に無視する母親と、
彼自身が施設に入居する理由と、
施設での経験、
これら全部であり、
けどこれらは事実なので、
そこに伴う感情や思考は明確でない。

恐怖→怒りのプロセスだけが明らかだ。

其の恐怖の描写が、
余りにも、
ウンコの経験した恐怖に似ていたので、
ウンコにはそう言う過酷な経験は全く無いのだが、
何となく、
何かに対しての防衛策としての恐怖という感情、
という共感というか類推があった。

それだけなんだけど、
言語外に何となく暖かさが残る文体だ。
彼女がこの本の売り上げをどう扱ってるのかすこしだけ気がかりではあるが。



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※義父の充足
母親が義父に依存しているので、
例えば虐待で義父がタイーホされるより、虐待された事を隠蔽するほうが、
母親にとっては重要であるという意味。

この母親も義父も要治療且つメンヘラーであると言える。
其の上でこの少年がおかしくならない理由はないのだが、
おかしくなる理由としてそれらを挙げるのは、ロジャース流で考えて見るとあんまり重要ではない。

むしろこの少年が『少なくとも気に病んで自殺していない』点で、脅威だ。
うんこ [] EDIT 




    
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