うんこぶろぐ。鬱病患者うんこが綴る鬱病を治すブログです。

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そんなようちゃんから貰った銀ハル一条が、
自宅のターンテーブルの端っこに今も、のっかている。

当初ようちゃんは、銀ハルを『一錠飲むな』と言っていた。
彼自身、一錠で気を失った経験があるそうだ。
それもあってか、
彼はあまり眠れなくても、
銀ハルを利用する事は稀だったのだろう。

簡単な悩みで一晩や二晩眠れない事などは誰でも経験の或ることではないかと思うのだが、彼の場合はもう少し状況が悪かった。
慢性的な不眠の上に、
あまりそれを他人に打ち明けるような事はしなかったし、
眠れなければ一人ででも新宿のクラブイベントに出かけていっていたようなのだ。

で、或る朝彼が血相を変えて我が家にやってきた。
ノックがあったので、覗き窓から外を窺うと、
尋常ではない表情のようちゃんが立っていた。

戸をあけても中に入る様子はなく、
そこで
『高校時代の親友が交通事故で亡くなったから、これから実家に帰る。』
と言った。
それだけのためにやってきたらしい。

多分相当困惑していた結果、
ウンコの家にやってきてしまったのだろう。

続けざまに、
『この後、自分がどういう段取りで動くのか、メモに書いて、抜かりがないようにしている。留守の間は頼む。戻ったらまた来るから・・』
というような事だけをただ絵空に描くようにウンコに伝えると、ようちゃんはそそくさといなくなってしまった。

それが、まともなようちゃんを見た最後だったかもしれない。

数日後、彼は瓶ビールを二本抱えて、
再びウンコの家にやってきた。

聞けば、(彼の親友は)軽トラを飲酒運転していて進路を逸脱し、対向車に突っ込んだのだという。
顔面を潰して、即死だったらしい。
棺の中の彼の顔は整形されていたものの、
別人のようだった、とようちゃんは言った。

故人を偲ぶ席の話が延々と続く中、
彼は火葬場の或る空間に、ホンモノの闇を見たといった。
その闇の奥からは『カラカラ』と音がしたという。
その闇の中に引きずり込まれそうだった、
と心底恐ろしそうに言うのだった。
<続く>



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